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ロイヤルトーンの紹介記事が業界紙に載ると、色々な方々から様々な情報が伺える。情報は面白いが、それらは皆小さいクリーニング村の情報で、村民たちは村の情報をだけを見て振り回されているようだ。例えば、「靴バッグのクリーニングをやりたいが、6,000円もするノウハウ本を買って読んだら、余計怖くなって遠のいた。」という方がおられた。筆者も読んだが、アクセルとブレーキを同時に踏むような内容で、そこから初めて知識を得て始めようとする人には混乱を与えかねない。またある方は、ホールセールに頼むと、あれは出来ない、これも出来ないと言われ、仕方なく「本業は洋服のクリーニングだから、その他の物はいいや。」と受けるのも消極的になったという。

革類のクリーニングは、材料で決まる。ロイヤルトーンは革、布/革の専門材料であり、革の洗いは誰でも簡単に品質良くできてしまう。村内の既成概念が及ばない外の業者、例えば靴の修理業者などは、頭には何も無いので、クリーニング材料一式と写真解説付きのマニュアルだけで、ドンドン仕事をこなししまい、リピートが続く業者が沢山いる。ムートンブーツなどは、初心者の第一日目でも出来てしまう。