月別アーカイブ: 7月 2020

  • 自分の店「どう見られている」?

様々な業種の店を見ながらクリーニング店を見てみると、まず目に飛び込むのが○割引と言う様な大きな「文字や数字」だ。次に○○洗いなど一般利用者にとってはすぐ理解出来ない「専門用語」。業者としては当たり前の光景であろうが、消費者目線では訴求点がずれているのでは?「万人向き」ではなく、これからの利用者層にターゲットを絞りファッションを扱う業種をアピール!もっと「注目」される店に変身させよう!注目とは、最後に売り上げという結果に結びつく事が前提で、広告の基礎のAIDMAと同じだ。AIDMAのAはアテンション【注目】Iはインタレスト(興味)、つまり目を引いて興味を抱かせ、D欲しいという欲求を生ませ、M買うという意思決定をさせ、A購買という結果に導く。新しい美容室など実にオシャレだ。お金を落としそうな40代前後の、センスに敏感なワーキングウーマンにフォーカスしてる様に見える。Dまでクリアしている!メラビアンの法則によれば、人と話す際、相手に伝わる情報として、話の内容が7%、声の大きさやトーンが38%、見た目が55%と第一印象は重要である事が分かる。しかし、くすんだパステル色の店にデカ文字デカ数字が第一印象では、「いいもの出しても大丈夫かな?」と品質への信頼に繋がらない!

まずはこんな事から、例えば外から見えるウインドウに、絵を描く時に使うイーゼル、その上に大きなスケッチブックを開き、その時期に出してもらいたい品物の簡単な絵(パソコンからでも可)を描き、時には写真や短い説明文を添える。目を引く絵で訴える内容を月別に変えれば、外からも新鮮な目で見られるに違いない。店内のポスターも手作りで必ずイラストを添えると引き立つ。出来れば壁紙の配色を変えて、照明にも一工夫。お客から見える所は常に整理整頓!「一年中いつも同じ店頭」はもう卒業しよう!自分の店がどう見られるか、客観的に見る習慣が必要だ。

 

  • 考え方を変えて、差別化に本腰を!

コロナ後もリモートワークの需要が増え、IT企業ばかりか大手の銀行でも去年からポロシャツ通勤が始まったが、次第に中小に浸透すると通勤着の需要の減少は明白となる。ノーネクタイからノースーツ、欧米では当たり前だが、日本にも根付くとなれば、クリーニング総需要は近いうちに今の2/3位になるかも知れない。

去年のNY視察でも感じたが、中流やそれ以下は既にお得意様ではない。上位客を狙うべきだが、上位客から出るのは高級品と特殊品だ。それを自社で行わず下請けへ、と言う発想もあるが、彼らも人の子マジシャンではない、技術でこなしている。しかし「我々も技術者」だ。やり方さえ分かれば自社で品質良く出来、時間とコストが稼げる。米国の富裕層向けに長年使われているのが、ロイヤルトーンの製品。ドライでも水洗いでも高級品や特殊品が高品質で洗える。でも技術を覚えるのが大変だと危惧する向きもあろうが、時間をかけての人材養成や、分厚い「べからず集」も必要も無い。ロイヤルトーンは米国で既に3,000社超、40年以上の実績がある「完成された化学的なバックグラウンド」があり、ドライも水洗いも初心者でも簡単にできるのが最大の特徴。

 

  • まず、靴・バッグを自社でやってみる!

お金になる物は何でもやらなくてはならない。靴・バッグも、受けるけど下請け直行!と言った所も多い。人材がいない。面倒くさい。失敗したら大変だ。と様々な理由で今迄手を出さなかったが、ここに来て、「何でもやってお金にしたい!」と5万円程のスターティングキットの需要が伸び始めた。もう靴バッグは衣類の一部、クリーニングの需要は確実に伸びている。原価で出来る「自社処理」は魅力だ。ロイヤルトーンの完成された化学的なバックグラウンドとは:ソープの中に汚れを落とす成分と、革に必要な有機的な脂分と栄養分が入っていて、リンスインシャンプーのように、潤いの中で洗う原理(米国特許)の事。その為複雑なルールもなく、初心者でも安心して作業が出来る。また、洗うと深みのある色になる為、「色かけ」をセットで考える必要もなく、「洗いだけのリピート」が非常に多いのも特長。簡単な手作業で自然乾燥、乾燥機は使わず、除菌消臭効果も非常に高いので、脱臭機も不要。プラスチック容器にブラシやスポンジを使い短時間で行う。使用する専門材料は、元々レザーウエアーを水で洗う時に使用するもの、革の潤いとツヤが引き立つ高品質な洗い上がりが実現される。また、中性洗剤ではないので、コーチの様な布/革の縫い合わせのバッグでも色泣きはしない。キットの中には写真入りの詳細なマニュアルもあるので、初心者でも安心してスタートでき、作業開始後に生じる質問はロイヤルトーンに写真を添えてメールすると、何度でも無料で答えてくれるのも嬉しい。

 

  • ドライ機を1台置くスペースがあれば、次のステップへ!

「高級品と特殊品」をドライで自動生産という方法もある。10キロ程度のドライ機を置くスペースがあれば、ロイヤルトーンのドライシステムの導入をお薦めする。

中古や遊休のドライ機を1台専用にするだけで、革・毛皮を自動的に上質に洗える他、カシミヤなどの獣毛・高級ウール・シルク・テンセルなどの高級品を、素人が触れるだけで違いが分かる程「高品質」に洗う事ができるシステム。このシステムもNASA出身の化学者が開発し、米国で特許を持つ専用ソープ1種類(加脂剤不要)を新液にチャージして、洗うもので、最大の特徴は、色を出さずに革を洗える事と毛皮や獣毛、その他の高級品の洗いに適する事。同システムはニューヨークの一流店でも使用されており、米国で40年以上(日本でも21年)の実績がある。ソープ中には汚れを落とす成分の他、高濃度に配合された天然型の動物性脂分と栄養分が入っており、レザーやスエードは超ソフトになり、毛皮と同じ成分のカシミヤなどはしっとりしなやかに洗い上がる。しかも作業は、革でも70~80分で完了し、仕上げも不要な程だ。試運転時に現場指導が受けられる他、詳細なマニュアルがあるので、初心者でも女性でも安心してできる。また、このドライシステムに限り、おおよその地域を考慮した加盟制(事前審査あり)で差別化政策にも適合する。材料費は革ジャケットなど1着約250円(末端料金平均約5,000円)、カシミヤコート約80円(末端料金約3,000円)という。

  • 例えば「カシミヤ」、どれだけ知っているだろうか?

「カシミヤは、100%毛皮である。」極寒の地の山羊のふわふわの内毛を糸にして織ったものだ。カシミヤは軽くて暖かい。どうして軽くて暖かい?右手にそっと野球のボールを握るイメージをしてみると、湾曲した5本の指が極細の毛の集合体で、ボールの所が空気である。つまり、無数の軽い極細の毛が空気を抱いていて、その空気が体温を貯めて暖かいと感じる。だからカシミヤは、軽くて暖かい。ロイヤルトーンのドライシステムでカシミヤを洗うと、まさに動物性脂分と栄養分がその繊細な毛の弾力とボリュームを増し、極細の毛がふわーっと全開。だから着ると空気を着る感じで、「軽さ」を感じる。カシミヤのセーターなど「肉厚になった柔らかさ」を誰でも体感できる。一般のドライだと極細の毛が閉じてしまい、堅くて重たく感じるが、又それをロイヤルトーンで洗うと、よみがえる。

(お問い合わせは、ロイヤルトーンジャパン:☎03-3607-3699,03-3607-3666,HP:kawa-arai.com)