神戸の機材商㈱丸一(神戸市長田区、田島祥行社長)で行われた、ロイヤルトーンの「革の水洗いセミナー」には、地元関西エリアの他北海道から長崎まで勉強熱心なクリーニング業者が多数参加した。靴バッグの水洗いクリーニングに使用するロイヤルトーンの洗剤群は、元々水溶性汚れのレザーウエアーを水洗いする為に開発されたもの。基本的な革の知識さえあれば、黒の銀面の革ジャンの様な簡単なものなら、手洗いして家庭用二槽式洗濯機で脱水し、自然乾燥すれば難なく洗えてしまう。セミナーはロイヤルトーンジャパンの丸山敦史代表が講師を務め、10時から革の性質や取り扱い方を学ぶ座学、昼食をはさんで17時までは実技。参加者が持ち込んだレザーウエアーを実際に水洗いしたり、予め洗ってある物のアイロン仕上げ、また靴バッグを洗う上でのコツなどの講義が行われた。当日は点数減をカバーし、一点単価が高い特殊品を自分の手でやりたいと希望する参加者が殆ど。ロイヤルトーンの最大の特長は、専用ソープに融合された天然型の動物性脂分と栄養分、洗うと同時に革本来の潤いが得られる。また、顧客を待たせない事(数日仕上げ)や、材料費が一転数百円で済む事などメリットも多い。会場は「クリーニングは技術業である」事を再認識させられる参加者の熱気を感じた。主催した㈱丸一の田島社長もセミナーを振り返って、利益率向上を目指す方々に大きな助けとなった事を実感したと感想を述べた。

既にロイヤルトーンの革の水洗い用洗剤を使って、靴・バッグを洗っている方は大勢おられます。しかし、この専用洗剤は、レザーウエアーの水洗い用に開発されたもので、革の知識と、洗い方のテクニックさえ分かれば、(ロイヤルトーンのドライシステムで洗ったような、しなやかさ迄は達しないまでも)、一般中程度のレザーウエアーは難なく洗えます。10月23日(日)に神戸の㈱丸一さんで行われるセミナーでは、革の基礎知識を高め、基礎的なレザーウエアーの洗い方、また、靴バッグに使用する薬剤の効果的な使い方や洗いのコツを勉強致します。関西エリアの方!是非、ご参加ください。

Yシャツのクリーニングと言えば、高温・糊付け・濡れがけプレス。家庭では出来ない技である。しかし最近の綿100%の形態安定シャツは全く『ノーアイロン』。価格も品質も出始めのものとは比較にならない。こんなに簡単に出来ると、バブル崩壊後に育った節約志向の若者達はクリーニングに出すのだろうか?「Yシャツ自体」と[それを着る世代]が代れば、ドライ物を引き出す為に薄利で集める公式は揺らぐ。ドライ物も含め変わっていく需要を考えれば、もはやクリーニング業は何でもできるマルチ業でないと成立しないと言えよう。diversification(多様性)という言葉は、もう20年前から米国のクリーニング業界で使われているが、まさに時代を見通していた。また、需要減と現状の業者数を考えると、淘汰はの加速度を増す。勉強する業者しか生き残れない。ロイヤルトーンは、利益率が高く、他社と差をつける事の出来る「特殊品・高級品」推奨する。

クリーニング支出が毎年減少する中、靴バッグのクリーニング需要は確実に高まっている。と言っても、その需要は何もクリーニング業界だけには留まらない。ロイヤルトーンという材料提供側から見ると、クリーニング業界は、クリーニング村と言う横からの情報のみ受け入れる独特なグループで、靴バッグクリーニングの講習会もあっても、受講されるクリーニング業者の方は勉強会と思っている方が多いようだ。また、人の物を預かる商売特有の観点から、ネガティブな面の情報共有が目立ち、結局一歩も前に進めない方々も多い。講習会でのネガティブな事を伺うと、意外とルール外の事が多い。主催者も当然分からない。これを「ちゃんちきおけさ現象」という。何故か?「知らぬ同士氏が——」って三波春夫も古いが、主催者側も出席者も原因を知らぬ同士だ。一方、クリーニング業者以外のグループは、元々洗いの経験など無いが、ロイヤルトーンのマニュアル一冊ですべてをこなしてしまう。中には、汚れたバッグを買い取って、ロイヤルトーンで洗い、転売する業者も複数いる。これが需要があるというのだから、驚きだ。クリーニング業者はいつも受け身で、せっかく持ち込まれてもネガティブな面が受け入れを躊躇させる。しかし、その他のグループは素人でありながら、商売の道具として現金化するたくましさがある。クリーニング業者の皆さん!もっと彼らを見慣れってください。分からない事、相談したい事があったら、ロイヤルトーンジャパンまでメールしてください。いつでもお答えします。

ロイヤルトーンの紹介記事が業界紙に載ると、色々な方々から様々な情報が伺える。情報は面白いが、それらは皆小さいクリーニング村の情報で、村民たちは村の情報をだけを見て振り回されているようだ。例えば、「靴バッグのクリーニングをやりたいが、6,000円もするノウハウ本を買って読んだら、余計怖くなって遠のいた。」という方がおられた。筆者も読んだが、アクセルとブレーキを同時に踏むような内容で、そこから初めて知識を得て始めようとする人には混乱を与えかねない。またある方は、ホールセールに頼むと、あれは出来ない、これも出来ないと言われ、仕方なく「本業は洋服のクリーニングだから、その他の物はいいや。」と受けるのも消極的になったという。

革類のクリーニングは、材料で決まる。ロイヤルトーンは革、布/革の専門材料であり、革の洗いは誰でも簡単に品質良くできてしまう。村内の既成概念が及ばない外の業者、例えば靴の修理業者などは、頭には何も無いので、クリーニング材料一式と写真解説付きのマニュアルだけで、ドンドン仕事をこなししまい、リピートが続く業者が沢山いる。ムートンブーツなどは、初心者の第一日目でも出来てしまう。

練馬区が本社の㈲武蔵野クリーニング商会の凄いのは、工場に掲げるしっかりとした経営理念。そして、ここの財産は、目の輝きが違う従業員たちだ。パート従業員も一人ひとりが研究熱心、今年導入したロイヤルトーンドライシステムも、複数のパート従業員が技術を共有する。ロイヤルトーンによる技術講習も回を重ねるごとに真剣みが増している。

今どこのCL工場も人材確保のため人件費が高騰している。こうした経費高という環境下では、慢性的な低料金体質を改善しないと、いずれ経営は破綻の危機に。同社のように、二極化した所得層の上位客をターゲットにした、付加価値料金(高い利益)が得られる、革・毛皮・カシミヤ、その他の高級衣料を自工場で「原価」で処理する事は、タイムリー且つ重要な事だ。ロイヤルトーンドライシステムは、化学の力で品質を創る。複雑な技術など無く、初心者でも安心だ。中古ドライ機1台が大きく会社の利益に貢献している。

大店法の施行以来、スーパーは出店の嵐、ついに彼の店の真ん前にスーパーが現れた。このスーパーの安売りに対抗する為、彼は、なりふり構わず連日市場の特価品を買いあさり廉価で販売した。売り上げは1億円に達したが、前から来ていた上位客の姿が無くなった。40代半ばになり疑問を抱いていた頃、業界の大御所に出会いこう言われた「君、売ってる野菜を食べてるかい?」。その言葉に衝撃が走った。「そうか、俺は安さばかりで、まずいものを売っていたのか」初めてお得意が居なくなった訳が分かった。彼は野菜を一から勉強し始め、20年以上が経った。今では人から日本一の野菜博士と言われるまでになり、値が張っても美味しい野菜、はずれの無いものを売り続ける彼の口癖が「自分で食べて美味しいものは、高くても売れる」。スーパーの真ん前という立地にも係らず、3ちゃんで年商9千万円になった。考えてみれば、スーパーに対抗しても仕入れ値では勝てない訳だから、1億円あっても長時間労働の果ての低利益率だった訳だ。勿論、今の9千万円の利益率の方が良い。

クリーニング業界も同じだ。大手は殆ど素人集団と化している!技術より金儲けだ。お客は、技術を期待して出すのに、街にはそんな大手の店ばかり。『どこなら安心して出せるの?』と技術を求めお客が今まさに「難民化」している。

さて、クリーニング業のあなた!あなたは、上位客がクリーニングに出すようなレベルのものを持っているだろうか?クリーニング屋は殆どの素材を把握するために、実際に着て体験する事が重要だ!夏なら麻素材、サマーウール、冬ならカシミヤ、毛皮、革、それにオーダーのワイシャツ位は必須。どいうものがいくらで、どこでどう売られ、それを着るとどういう着心地か、どう汚れるのか、それをどうクリーニングしたら良いか。「知る」ことから初める事だ。「売ってる野菜を食べたことがない八百屋」のように、いつもTシャツとジーンズではお客の気持ちが分からない。300万円の車を買うのなら、それを150万円にして、思い切って150万円で色々な素材のものを買って着道楽になったらどうだろう!?お得意さんにクリーニングはもとより、ファッションや繊維のアドバイスが出来るようになる。お客さんより一段上の存在こそ「信頼される店」の第一歩だ。

ブランドバッグの販売をされている業者の方から、「洗い」もやってみたいと相談があったのは、半年くらい前の事だったろうか?販売の分野も、それを取り巻く環境の変化で厳しさが増しているという。とりあえず、セットをご購入頂き、スタート。その後、ちょくちょくリピートを頂き、その度にお話を伺えた。最近のお話では、既にバッグを400個も洗い、中古の汚れたバッグの購入ルートを確保し、販売ルートも開発して、既に自社で洗ったバッグを150個も販売したという。勿論洗いの経験など無く、頼る物は、写真入りのマニュアルだけだった。まさに、やる気と発想の勝利だ。また、ロイヤルトーンの化学力にも注目して頂きたい。初心者でもマニュアル通りに行えば、安心して品質良く靴やバッグが洗える。

数年前の事、ネットでロイヤルトーンの事を知った、九州のある靴の修理業者の方から相談を受けました。500万円以上もの投資をして、機械を買い、靴クリーニングのシステムを導入したそうですが、クレームが多く、洗えない靴もたくさんあるとの事でした。ロイヤルトーンの良さを伝えたところ、「材料だけで洗えるなら」と、ロイヤルトーンのセットを購入して始めて頂きました。そして、マニュアル通り洗った所、うそのように簡単に品質良く出来るのに感激!喜びの電話を頂きました。その後、事情があって首都圏に新店舗を出しましたが、初めから「売り」はロイヤルトーンの靴洗いでした。その後も失敗も無く順調に続けておられますが、他の業者の方と違うのは、宣伝をする事です。ロイヤルトーンの販促用のポスターも西日で色があせると、新しいものと交換したり、ロイヤルトーンの既製品のパンフを、辛坊強く配布したりして、徐々に客数を増やしておられます。「お客さんに喜んでもらえて、嬉しい!」と電話でお話しする度に、こちらにも喜びが伝わってきます。やはり、宣伝が大切です。もう既に始めておられる方々も、大きな「のぼり」、ポスター、パンフなどを忘れずに!

中京地区の中年と思われる、品の良い女性から電話を頂きました。大切にしているカシミヤコートを、初めてクリーニングに出したところ、独特の風合いが失われ、縮んだようにペチャンコになってしまったそうです。大型店のデラックスのクラスで依頼したのに、と落胆した様子でした。何か調べられないかと、業者向けではありますが、私どものHPをご覧になり、内容をすぐ理解されて、連絡を頂きました。一般的にどこのクリーニング店でも、カシミヤは特別(料金)扱いされますが、洗う溶剤は他のものと同じ、溶剤の脱脂力がカシミヤ本来の脂分と栄養分を消してしまいます。この手法で洗った後、静止乾燥や仕上げを丁寧にして「差」をつけても、カシミヤは硬くなってしまいます。でも、その女性にこう答えました。「ロイヤルトーンで洗えば、洗いと同時に天然型の動物性脂分と栄養分が得られ、糸に空気だまりが復活して、本来の軽くて暖かいカシミヤに戻ります。」と。事実、過去にクリーニング業者の方々から、同様な『弁償しろ!』とまでお客様に言われた「硬くてペチャンコになったカシミヤコート」を復元して差し上げた実績が、多数あるからです。

周りを見れば、個人店は無くなり、大手の安売りチェーン店ばかり。「大切にしているものを、一体どこに出したらいいの?」とお客様は困っています!でも、クリーニング業界は丁度村のようなもの、村内でしか情報交換をしない傾向な為、あっという間に、お客様の世代が変わり、着る物や価値観が変わっても、相変わらず○○セールです。ここの所の二極化で、高級品や特殊品が増え、これらをクリーニングに出したいお客様のフラストレーションがピークに達しようとしています。